復帰を語る (上)YOKANGデザイナー・山内カンナさん(48)

 日本復帰50年を暮らしや文化の視点を通して見つめるインタビューの「下」は、沖縄市に夫婦で「くすぬち平和文化館」を創設した眞榮城玄徳さん(80)、服飾ブランドYOKANG(ヨーカン)デザイナーの山内カンナさん(48)、家族とジェンダーについて研究する立命館大大学院一貫制博士課程の平安名萌恵さん(27)に思いを聞いた。(聞き手=学芸部・嘉数よしの)

 沖縄の紅型の技法や柄を取り入れた服飾ブランド「YOKANG(ヨーカン)」を立ち上げて今年で20年。復帰50年の節目でもあり「復帰」をテーマにした服をデザインしました。

 琉球王国の交易を担った「進貢船」がモチーフ。画家の英天さんが、前に突き進むYOKANGと沖縄を重ね、躍動感のあるテキスタイル(柄)を描いてくれました。イラストレーターのpokke104さんも、県花のデイゴと日本のサクラ、琉球列島を掛け合わせたテキスタイルを作ってくれました。未来への希望と平和への思いが込められています。

 私は服飾デザイナーの母・山内光子から、琉球の歴史や沖縄の豊かな文化が...