バイデン米大統領は15日、沖縄の日本復帰50年に合わせ、県民に向け「友好と追悼のメッセージ」を寄せた。

(資料写真)米国旗

 米国は1972年まで沖縄を施政権下に置いていた。バイデン氏は「最も凄惨(せいさん)な戦い」だった沖縄戦を経て、日米は「今では最も緊密な同盟国になった」と指摘。「民主主義、自由、法の支配に対する日本の支援、このような理念の前進に向けた沖縄の貢献に深く感謝する」とした。

 「米国民と県民のつながりは日米関係を深化させる」とする一方で、県内に集中する米軍基地から派生する問題への言及はない。

 前泊博盛沖縄国際大学教授は「米国か日本か分からないが官僚が書いたのだろう。ピーホス汚染など沖縄で起きている問題には触れず、社交辞令にしても質が低い」と評した。

 メッセージは個人的なものとして公表。全文は復帰記念式典会場に掲示された。