[沖縄の生活史~語り、聞く復帰50年]

 沖縄タイムス社は18日から、復帰企画「沖縄の生活史~語り、聞く復帰50年」第2部を掲載します。全国の都道府県で唯一、米国統治下の27年間とその後の日本復帰を経験した沖縄での人生や暮らしぶりを、その人の言葉で記録します。

 企画に応募した100人の「聞き手」が100人の「語り手」を選んで話を聞き、約1万字にまとめます。原稿は2回に分けて、掲載します。石原昌家沖縄国際大学名誉教授と、岸政彦立命館大学教授が監修します。

 聞き手を対象に説明会と相談会を事前に実施。4月から聞き取りを始めました。編集段階で語り手の言葉を要約したり、補足したりすることなく、語ったままを抜き出しているのが企画の特徴です。そのため、話の途中から始まり、途中で終わることもあります。

 岸教授は「素潜りに似ている」と言います。たまたま潜った場所でたまたま見たサンゴや魚は、海の全てではないが、間違いなく海の一部である。紙面で伝える「語り」は、その人の人生の全てではないが、一部を垣間見る、そんな企画になります。

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