静岡県熱海市で昨年7月に発生した大規模土石流に関する県の第三者委員会が、過去の県市の対応は「失敗だった」とする最終報告書をまとめたことを受け、難波喬司副知事は17日の記者会見で「市と連携して対応したが、結果として甚大な災害が発生した。行政対応の不十分さを深く反省する」と陳謝した。「最悪の事態の想定をできていなかった」として、報告書の指摘を全面的に受け入れるとした。

 大規模土石流に関する静岡県の第三者委員会の最終報告を受け、記者会見する難波喬司副知事=17日午後、静岡県庁

 県による元担当者らへのヒアリング結果も公表し、担当者間で引き継ぎや情報共有ができていなかったと説明。その上で「個人と組織の対応力の強化を図ることが重要だ」と総括した。(共同通信)