大型連休中の闘牛として知られるG☆W祭与勝闘牛大会(主催・与勝闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が7日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。今年は連休最終日となったが、巨体激突の大迫力をぜひ堪能してほしいものだ。地元組合から8頭、隣組合や県内各地の組合から選抜した12頭、合計20頭による10取組が予定されている。戦力拮抗(きっこう)のカードが目立ち、観客の肩を揺らす激戦連発が期待できそうだ。

2桁10勝目に虎視眈々(たんたん)。復調なるか、酋長大力皇

巨体で圧倒できるか。大番狂わせを狙う、んなマギー

2桁10勝目に虎視眈々(たんたん)。復調なるか、酋長大力皇 巨体で圧倒できるか。大番狂わせを狙う、んなマギー

 「結びの1番」 酋長大力皇VSんなマギー

 デビュー(2013年7月)から破竹の8連勝で人気を集めてきた酋長大力皇(旧名は大力皇)は9戦目(16年6月)で徳之島の力道山に屈し、快進撃が止まった。6カ月の休養を挟み、今年正月2日に元全島一のあみひろを下して復活するかに見えたが、3月にあんやん(旧名は梨夢神)に敗れて通算2敗目。負けた相手が2戦とも無敗の強豪とあって、悲観論は広がっていないが、今回は絶対に落とせない一番となる。

 実力牛の勝進龍や元全島一東山優武勝を下したころ(15年9月~16年5月)にどこまで戻れるかが焦点。自慢の鋭い大角を生かしての攻めと守り、スタミナも豊富なだけに再度の復活勝利を予想する声が多い。

 んなマギーは2月具志川大闘牛以来。昨年6月徳之島から移籍した超大型牛。破格の大きさゆえに、これまで不死鳥、辺士名牛志、仲村元帥など闘牛界のトップクラスとの対戦を続けている。なかなか白星を挙げられないでいるが、巨体を利しての怒涛(どとう)の押し込みは健在。大力皇の闘志いかんでは大波乱も十分予想できる。対戦開始1、2分が勝負のヤマとなりそうだ。

 「指名特番」 アグレ正虎VS南星武虎

 両牛、元徳之島牛で沖縄初場所となる。戦績は共に1勝1敗。また2戦目での黒星も共通で、場所も同じ徳之島伊仙町なぐさみ館(16年1月4日、成年祝い闘牛)となっている。正虎は旧名が昭和63年生号でデビューは15年5月。1年4カ月の休養があり、体調はよさそうだ。どちらかといえば、エンジンのかかりは遅い方。勝負が長くなることを歓迎する守備型と見る。

 南星武虎は旧名が大嗣竜(14年5月デビュー)。1勝1敗で四国に渡り、3連勝したようだ。“勢い”をつけての沖縄入りで戦法が速攻型だけに、大きなプラス要因となる。どちらが沖縄初勝利となるかだが、対戦時間が勝敗のポイント。攻守ところを替える熱戦が期待できる。(又吉利一通信員)
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 入場料は大人2500円(女性2千円)、中高校生は千円、小学生以下無料。