【豊見城】太陽光発電システム設置・販売の「日進ホールディングス」(宜野湾市)の津嘉山貞雄社長(55)は4月22日、社員でないのに社名入りのTシャツを着てマラソン大会に出続ける又吉永文さん(56)=豊見城市豊崎=と対面し、お礼の旅行プレゼントを約束した。

新しいTシャツを手にする又吉永文さん(左)と津嘉山貞雄社長=4月22日、豊見城市我那覇

 地方公務員の又吉さんは2012年、同社の太陽光発電を自宅に設置した際、社員からTシャツを1枚もらった。

 当時の会社名「日進」と書かれたTシャツで同年のおきなわマラソンやNAHAマラソンなどに出場。これまでに、Tシャツ着用で20回ほど完走した。旧社名のTシャツで走る人がいると、同社では以前から話題だったという。

 2月のマラソン大会に又吉さんが出場した際、社員がゼッケンを確認。完走者名簿と顧客名簿を照らし合わせたところ名前が一致した。

 豊見城市内にある関連会社で対面した津嘉山社長は「忙しい50代なので、家族でゆっくり過ごせるよう旅行をプレゼントしたい」と笑顔。Tシャツの色が気に入っているという又吉さんは「同社のTシャツを着け、NAHAマラソン50回大会の34年まで完走を続けたい」とはにかんだ。