大麻を所持したり栽培したりする、大麻取締法違反による2021年の摘発件数が、前年比10件増の150件となり、過去10年間で最多だったことが18日、沖縄県警のまとめで分かった。摘発人数も前年より2人増の149人となり、同じく最高となった。10年前と比べて摘発件数は約6・5倍、人数は約6・8倍に伸びている。

大麻取締法違反の摘発件数・人数

 県警によると、違法薬物全体の摘発総数のうち大麻取締法による摘発件数が占める割合は、12年は約2割だったが、10年間で約6割に増加。19年から3年間の摘発件数はいずれも140件を超え、高い値で推移している。

 大麻による摘発件数が増加している要因として、捜査関係者は「覚醒剤の取り締まりが強化されて、安価で手に入りやすい大麻に手を出す人が増えた」と指摘する。

 中でも若者の摘発件数が増えているとし「海外では合法の地域もあり、以前より罪の意識が低くなっている可能性がある」と警鐘を鳴らしている。(社会部・比嘉海人)