沖縄県自然保護課は19日、2021年度の絶滅危惧種ジュゴンの生息調査によって、伊是名島周辺海域で食(は)み跡が見つかったと発表した。前年度の調査でも付近で見つかっており、担当者は「この海域にジュゴンが生息している可能性がより高まった」と述べた。

伊是名島周辺海域で確認されたジュゴンの食み跡(県提供)

 調査は21年6月から11月、古宇利・屋我地、大浦湾周辺、伊是名島周辺の3海域で実施。ドローンで上空から調べ、潜水調査した。伊是名島周辺の2カ所で食み跡が見つかった。

 付近では20年6月、地元漁業者からジュゴンとみられる目撃情報が寄せられ、同年度の調査でも食み跡が確認された。周辺にジュゴンが生息し、この海域を餌場として継続的に利用している可能性があるという。(社会部・平良孝陽)