沖縄の日本復帰50年に合わせ、沖縄地区税関は19日、復帰後の県内の輸出入についてまとめた特集を発表した。過去50年の合計の貿易収支は大幅な輸入超過だったが、輸出の特徴として、県内漁船が公海上で採捕したマグロを外国に水揚げする「洋上輸出」が盛んだったとまとめた。

 洋上輸出は、公海上で取った魚を海外で水揚げするときに申告する。輸出した魚介類は日本へ航空便で再輸入され、国内の豊洲市場などで競りにかけられ飲食店へ流通する。再輸入品は免税制度があり、他県では通常、遠洋で冷凍しなければならないが、生の新鮮なままで出荷できるメリットがある。

 洋上輸出額の推移は記録がないが、魚介類全体のピークだった2006年には、...