4月の消費者物価指数の上昇率が2%に到達した。食品やエネルギーなど生活に直結する品目の値上げラッシュで、家計負担の実感はさらに重い。資源高と円安によるコスト押し上げに賃金の伸びが追いつかない現状は、9年に及ぶ異次元の金融緩和で日銀が思い描いたデフレ脱却による「経済の好循環」とはほど遠い。