任期満了に伴う9月11日投開票の沖縄県知事選で、自民党の推薦候補を決める選考委員会(委員長・松本哲治浦添市長)は21日、3回目の会合後に記者会見し、計7人の中から立候補者を決定すると発表した。28日に7人の公開演説会を開き、同日中に最終候補者を決定する方針で、人選が本格化する。
最終候補に挙がったのは、前宜野湾市長で2018年の前回知事選に立候補した佐喜真淳氏(57)、伊江村出身で宮崎県副知事の永山寛理(ながやま・ひろたか)氏(50)、県医師会理事の玉城研太朗氏(46)、県議会議長の赤嶺昇氏(54)、元県保健医療部長の砂川靖氏(62)、ボクシング元世界王者の平仲信明氏(58)、琉球放送アナウンサーの比嘉俊次氏(49)の計7人。
14日の第2回会合で、自薦、他薦によって11人が候補に挙がり、選考委が本人の意向確認などを進めていた。浦添市長の松本哲治氏(54)は辞退した。
知事選には、現職の玉城デニー氏(62)が近く、2期目の立候補を表明する方針。