【伊江】伊江村東江前の阿良の浜や具志漁港で20日、サンゴの卵が大量に打ち寄せられ、波打ち際がピンク色に染まった。例年この時季によく見られ、島の風物詩となっている。

サンゴの卵が打ち寄せられて波打ち際がピンク色に染まった=20日午前9時ごろ、伊江村東江前・阿良の浜(八巻英航さん提供)

 辺りには磯の香りを強くしたような独特な匂いが漂った。撮影した八巻英航さん(41)は「妻が漂流の2日前から『サンゴの匂いがするね』と言っていた。そろそろ来るかなと気にかけていた」と話す。

 サンゴの産卵は5~6月、満月の夜の前後や大潮時に行われる。今回は南風に乗って流れ着いたとみられる。21日には風向きが変わり、浜や港内からは姿を消していたという。(北部報道部・玉城日向子)

(写図説明)サンゴの卵が打ち寄せられて波打ち際がピンク色に染まった=20日午前9時ごろ、伊江村東江前・阿良の浜(八巻英航さん提供)