沖縄・与那国島の在来馬ヨナグニウマを飼育している「ちまんま広場」はこのほど、久部良地区のナーマ浜で「ちまんま体験乗馬会&ビーチクリーン」を開いた。
同広場ではヨナグニウマと海に入る「海遊び」の際、スタッフで漂着ごみを拾っていたが、それでは間に合わないほど漂着ごみが増えていた。そこで町民に体験乗馬会をナーマ浜で行い、体験乗馬の待ち時間にビーチクリーンをしてもらおうと企画した。
漂着ごみは発泡スチロールやペットボトル、漁具などが中心。それをごみ袋に回収し、ヨナグニウマのサクラの背中に乗せて運搬した。
ごみ袋は25袋を超えた。参加した仲嶺敬一郎さん(11)は「サクラと一緒だったから楽しかった。ごみを海の生き物が間違えて食べないようたくさんビーチクリーンに参加したい」と笑顔で話した。
(田頭瑠都通信員)