北海道・知床半島沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」の沈没事故で、国土交通省が運航会社「知床遊覧船」の事業許可を取り消す行政処分案を24日に公表することが23日、政府関係者への取材で分かった。6月中に取り消し処分が決定する見込み。同社を巡っては、安全管理規程に違反した運航が相次いで判明。国交省は、海上運送法に基づく処分として過去に例のない、最も重い措置が相当と判断した。

 「知床遊覧船」の事務所=23日午後、北海道斜里町

 関係者によると、事故当日、悪天候が予報されている中で出航を決めたことや、運航管理者や運航管理補助者が事務所に不在だったことなど、安全管理規程に違反した運航をしたことが処分理由となる。(共同通信)