沖縄市出身の兼島拓也さん(33)が、沖縄が日本に復帰した1972年に中学生だった60代の父から当時の話を中心に聞いた。「復帰すれば沖縄にも雪が降る」と信じていた父は「常識が変わるような激動の時代で、子ども心に整理ができなかった」と振り返った。

カラーテレビ、クーラー、自動車の3Cブーム。家電量販店で憧れのカラーテレビを品定めする県民ら=1972年8月22日、那覇市

(前編)時代の変化 整理つかず:小学生の時は日の丸旗振って平和行進応援 中学なったら国歌も国旗も駄目 米軍さんはちょっと憧れの対象さ

(後編)「雪が降る」信じていた:50セントあったらすごい大金 ヤギすぐってから持っていこうって… 今そんなことやったら政治問題