新型コロナウイルスの検体をセットしてから判定まで9分以内でできる高感度な自動検出装置を開発したと、理化学研究所や東京大などのチームが26日付の英科学誌に発表した。現在主流のPCR検査は最短でも1時間程度かかり、迅速な検査法の開発が課題となっていた。

 新型コロナウイルスを9分以内で検出できる自動検出装置(理化学研究所提供)

 オミクロン株など変異株の判定も可能で、理研の渡辺力也主任研究員は「装置を小型化し、来年度中までの販売を目指す」としている。インフルエンザなど多種のウイルス感染症の同時検査や、がんの診断への応用も期待できるという。(共同通信)