広島県福山市の市立神辺中で2018年、男子生徒が理科の授業の実験で負傷し、指を切断していたことが26日、市教委への取材で分かった。市教委は学校側に責任があったと認め、市は卒業した男子生徒に賠償金約450万円を支払う方針。

 市教委によると18年9月、男性教諭が「慣性の法則」を学ぶ実験として、男子生徒に対し、別の生徒が乗った台車を押すよう指示した。別の生徒はバランスを崩して台車ごと転倒。男子生徒は台車の持ち手と床の間に指を挟み、手術を受けて指1本の先端を切断した。

 市は賠償額に関する議案を今年6月の定例市議会に提出し、可決されれば賠償が確定する。(共同通信)