「ヤマンバノカミノケ」と呼ばれる菌糸の束とキノコを、エコツアーガイドの篠原太郎さんが17日、沖縄県・国頭(くにがみ)村内の散策路で撮影した。

ヤマンバノカミノケとキノコ=17日午後、国頭村内(篠原太郎さん撮影)

 「ヤマンバノカミノケ」は、ホウライタケ属やナラタケ属などの菌類の体を構成する糸状体が集まったもので、黒くて光沢がある。山奥に住むとされる妖怪「山姥(やまんば)」の毛髪になぞらえて付けられた名前。

 篠原さんは「太くてごわついていて、人というより獣の毛という感じ」と説明する。長さ2~3メートルのものが数本、木の幹に絡まっていた。さらによく見てみると、胞子をばらまくための5ミリ弱のキノコが形成されているのを発見した。

 「ヤマンバノカミノケに生えたキノコは初めて見た。今年のように雨が多い年に観察できるものかもしれない」と感激した様子で話した。

(北部報道部・金城健太)