沖縄都市モノレール(渡慶次道俊社長)の2021年度決算は、新型コロナウイルス感染拡大を受け旅客運輸収入が低調で、2期連続の赤字だった。22年度は乗客数の回復を見込み、売上高に当たる営業収益は前年度比約20%増の約30億円で増収増益を目指す。1日当たりの乗客数は23・9%増の4万人を目標とするが、黒字化には5万人を超える必要がある。渡慶次社長は「23年度の黒字転換に向け経費削減や営業外収入増に取り組む」としている。(政経部・又吉朝香)

 21年度決算は、売上高が7・1%増の24億9597万円。前年度より赤字幅は縮小したが、当期純損失は11億7291万円と厳しい経営状況が続いている。

 同社は今年1月、財務改善の一環として、資本金107億2千万円を1億円まで減らした。税法上で中小企業となり年間7千万円を節税した。また、金融機関からの借入利息の減免などの対応で、支払利息を抑えるなど経費削減に努め、赤字幅を縮めた。...