手足口病が流行しているとして、沖縄県ワクチン・検査推進課は27日、警報を出した。発令は2016年以来、6年ぶり。特に1~2歳の患者が増えており「保育園や幼稚園など集団生活の場では特に注意が必要」と呼びかけている。

沖縄県

 今月16~22日に34定点医療機関から報告された患者数は171人。1定点当たり5・03人となり、発令基準の5・00人を超えた。

 保健所別では那覇市が6・57で最も多く、中部5・92、南部5・5、宮古3・5、八重山1・5と続く。北部は報告がなかった。

 直近7週間(4月4日~5月22日)の患者数は674人。年齢別では多い順に1歳267人(39・6%)、2歳192人(28・5%)、6カ月以上~12カ月未満84人(12・5%)、3歳74人(11・0%)、4歳27人(4・0%)。

 手足口病は口の中や手足に水ほう性の発疹が見られるウイルス感染症。せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)を浴びたり、水ほうや便に触れたりすることで感染する。

 基本的に軽症だが、まれに髄膜炎などの合併症を引き起こすことがある。手洗いや便の適切な処理で予防できる。ワクチンはない。(社会部・鈴木実)