琉球フットボールクラブの倉林啓士郎会長兼社長は27日、主力に負傷者が続出し低迷するチームの立て直しにFWを軸に3選手を7月にも国内外から補強する方向で検討していると明らかにした。

沖縄タイムス社の武富和彦社長(右)にFC琉球のユニホームを贈る琉球フットボールクラブの倉林啓士郎会長兼社長(左)=那覇市・沖縄タイムス社

 Jリーグは移籍が認められる時期が原則決まっており、直近の第2登録期間(=通称・ウインドー)は第26節後の7月15日~8月12日となる。

 倉林氏は本紙の取材に対し、「FWにけが人が多い。FWと右サイドのアタッカー、必要であればDFの3人くらい補強し後半戦に向けて頑張っていきたい」と語った。

 FWはエースの阿部拓馬が3月23日の大分戦を最後に離脱。クラブ記録となる5試合連続ゴールを決めていた草野侑己は5月21日の甲府戦で負傷退場した。

倉林氏「リブランディング形にしたい」

 サッカーJ2のFC琉球を運営する琉球フットボールクラブ会長で4月から社長を兼務する倉林啓士郎氏が27日、沖縄タイムス社を訪れ、4年ぶりに社長に復帰したことを報告した。来年チーム発足20年の節目を見据え、「現場を離れて東京にいたが、ことしからは沖縄に住み、動いてきたスタジアム建設(那覇市奥武山)やエンブレムを新しくするリブランディングなどを形にしたい」と抱負を述べた。

 八重瀬町具志頭に建設中のクラブハウスと練習場は7月中旬にも完成する予定で選手にとっての環境が整う。J2クラブで最も少なかった予算規模についても触れ、「ことしは予算を増やし、6期ぶりの黒字のめども立った」との見通しを示した。今季は第18節を終えて22チーム中21位と低迷するが、「なんとか上の方を目指していきたい」と巻き返しに意欲を見せ、選手補強に取り組むと語った。

 沖縄タイムス社の武富和彦社長は「コロナ禍で大変な中、FC琉球には元気を与える力があり、勝利が最も盛り上げる。頑張って勝ってください」と激励した。