沖縄県宮古島市平良西仲宗根と荷川取で28日午前6時30分~同6時50分ごろ、竜巻とみられる突風が発生し、ホテル敷地内に設置していたトレーラーハウスが全壊する被害があった。ゴルフ練習場では支柱2本が折れ曲がり、ネットが損壊した。

突風で土台を残し全壊したトレーラーハウス=28日、宮古島市平良荷川取(當山学撮影)

 宮古島地方気象台の現地調査によると、風速約35メートルと推定される突風が距離約900メートルの帯状に吹いた。激しい風はごく短時間で、「ゴー」という音の移動があったことから、竜巻の可能性が高いと判断した。

 突風時、宮古島地方は梅雨前線の影響で活発な積乱雲が発生し、午前5時45分~同10時28分まで大雨警報(土砂災害・浸水害)が発令されていた。下地島では午前10時20分までの24時間降水量で211・5ミリを記録し、5月の観測史上最大となった。

 また、同日午前5時44分から最長で同9時48分まで、落雷などの影響で島内全域の約1万5400世帯が停電した。(宮古支局・當山学)