北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)や海上自衛隊などは29日、行方の分からない乗客と乗員計12人の発見に向け、現場周辺海域で一斉捜索を始めた。

 北海道・網走港に運ばれた観光船「KAZU 1」から引き揚げる海上保安庁の職員=29日午後

 北海道斜里町のウトロ港(手前)と港外の知床沖。奥右はプユニ岬=21日午後

 北海道・網走港に運ばれた観光船「KAZU 1」から引き揚げる海上保安庁の職員=29日午後  北海道斜里町のウトロ港(手前)と港外の知床沖。奥右はプユニ岬=21日午後

 また、1管は同日、網走港に運ばれ、作業船上に置かれた観光船「KAZU 1」を6月1日に陸揚げすると明らかにした。1日午後、乗客家族に公開され、献花の機会が設けられる予定。

 1管によると、一斉捜索は29~31日の3日間で、船舶延べ約70隻、航空機延べ約20機を投入。これまでも捜索を続行してきたが、最大規模の態勢を取る。29日は悪天候のため、海保などの計11隻と航空機計5機で捜索した。(共同通信)