中国由来の木造手こぎ舟「ペーロン」の速さを競う「相生ペーロン祭」が29日、兵庫県相生市で2019年以来3年ぶりに開催された。20、21年は新型コロナウイルス禍で中止された。今年はペーロンが1922年に長崎県から相生市に伝えられて100周年を記念する大会となった。

 兵庫県相生市で3年ぶりに開催された「相生ペーロン祭」=29日

 県内外の企業や自治体、高校生ら39チームが参加。それぞれ全長約13メートル、32人乗りの舟に乗り込んで銅鑼や太鼓の音を響かせ、勇ましいかけ声を上げながらこぎ進めた。

 ペーロンは中国語の「白竜(パイロン)」が語源で、江戸時代前期に中国人が海上交通の安全を祈って長崎で始めたのが起源とされる。(共同通信)