沖縄県の宮城力総務部長は1日、国の沖縄振興特別推進交付金(ソフト交付金)を活用し、2021年度に石垣市で実施した生乳工場整備事業を巡り、国へ10億1892万円の実績報告が漏れ、この分の交付が受けられない手続きミスがあったと発表し、謝罪した。

一括交付金の事務処理の誤りについて謝罪する沖縄県の宮城力総務部長(中央)=1日午後、沖縄県庁

 宮城部長は県庁で記者会見し「公務に対する県民の皆さまの信頼を傷つけた。深くお詫び申し上げる」と述べた。

 県は補助金が交付されなかった分について、22年度のソフト交付金予算、約394億円から捻出して対応する方針。22年度のソフト交付金の事業計画は全て実施する予定だが、事業の遅れや一般財源からの穴埋めなども懸念される。

 手続きの漏れがあった事業は石垣市での生乳工場整備事業で、総事業費は約17億円。