【伊江】島袋秀幸前村長の死去に伴う7月3日投開票(6月28日告示)の伊江村長選挙に向け、新人で副村長の名城政英氏(66)は2日、村役場で記者会見を開き立候補を表明した。「志半ばにして逝去された前村長の意思を引き継ぎ、後継者として自然豊かな活気あふれるまちづくりにまい進したい」と語った。2日時点で名城氏以外に立候補の動きはなく、無投票当選の公算が大きい。

名城政英氏

記者会見で村長選挙の立候補を表明する名城政英氏=2日、伊江村役場

名城政英氏 記者会見で村長選挙の立候補を表明する名城政英氏=2日、伊江村役場

 名城氏は、新型コロナウイルス感染防止対策や緊急経済支援を最優先施策に置く。感染拡大で「観光業は大きな打撃を受けている」とし、観光客向けのプレミアム商品券事業を考えていると話した。

 ほかに、産業振興や医療・福祉の充実、子育て支援策、伝統芸能の促進など計八つの基本政策を掲げた。村の施政方針に基づき「職員とともに粉骨砕身取り組む」と述べた。

 米軍伊江島補助飛行場での訓練には「夜間訓練の自粛や飛行ルートの順守を求めている。F35B戦闘機の騒音も悪化している。適切な負担軽減措置を講じるよう関係機関に今後も要請したい」と強調。「前村長と同じ姿勢で、基地の安全な運用の徹底と、事件・事故がないように要望する」とした。

 名城 政英氏(なしろ まさひで)1955年9月10日生まれ。村川平区出身。福岡大卒。80年村役場入りし、商工水産課長、教育課長、教育長を歴任。2013年から副村長を務めている。27日まで村長の職務を代理し、28日の告示日に失職する。