[胃心地いいね](679)宮古素麺 宮古島市平良下里1021の1

6種類のたれと太細麺食べ比べにミニ丼が付いた「宮古素麺セット」

オーナーの尾上一昭さん(中央)とスタッフ=5月24日、宮古島市平良下里

宮古素麺

6種類のたれと太細麺食べ比べにミニ丼が付いた「宮古素麺セット」 オーナーの尾上一昭さん(中央)とスタッフ=5月24日、宮古島市平良下里 宮古素麺

 温かい素麺(そうめん)をサバ缶と合わせる沖縄の食べ方を、和洋中にアレンジした。オーナーの尾上一昭さん(55)が昨年1月に開店した、素麺専門店。あっさりとした味わいが人気を博している。

 出身地の徳島県を中心に理美容店を展開している尾上さんが宮古島でも出店しようとしたところ、素麺をサバ缶と食べる文化に出合い、飲食店に挑戦した。「そのままでは芸がない」と、冷たい素麺をサバみそのたれにつける食べ方を考案。他のつけだれはイタリアン、中華、和食など徳島の知人の料理人に監修してもらった。

 冷たい麺は徳島県の太麺「半田そうめん」と香川県の細麺「島の光」から選べる。太麺は細麺より歯応えがあり、素麺とうどんの中間のような食感だ。

 尾上さんのお薦めは7~8種類のたれから二つを選ぶ「冷たい素麺」(880円)の「サバ味噌(みそ)」と「トマト」。サバ味噌は県民になじみの味わい。トマトは一変してイタリアンの雰囲気に。食べ終わる直前に出てくるかつおだしを、そばだしのようにたれに加えて締める。

 6種類のたれとともに太麺と細麺を食べ比べ、ミニ丼(ジューシーなど)が付いた「宮古素麺セット」(1580円)はボリューム満点。気が向くまま箸を進めていける。

 「鬼激辛素麺」(1380円)は採算度外視で香辛料をつぎ込んで開店後にどんどん辛くなり、看板メニューの一つになった。

 太麺だけを使う温かい麺では「ゆし豆腐麻婆(マーボー)」(850円)や「ソーキ素麺」(同)などをラインアップ。ソーキ素麺は沖縄そばを模したものだが「麺はゆでたてがおいしい」という尾上さんのこだわりが詰まった独自の食感を味わえる。

(宮古支局・當山学)

=毎週金曜日掲載

 【お店のメモ】午前10時30分~午後3時。不定休。駐車場あり。電話0980(72)2822