旧暦5月4日の「ユッカヌヒー」に当たる2日、沖縄県内各地でハーリーが行われた。南城市玉城の奥武島では、雨が降りしきる中、御願(ウガン)バーリーと「上(あ)がいバーリー」で東と西が競い合い、それぞれ1勝ずつ挙げて引き分けた。

互いの健闘をたたえ、東西入り交じりサバニを担ぎ上げるこぎ手たち=2日、南城市・奥武島(小宮健撮影)

 ハーリーの前には区民や神人が島内の拝所を回り、区の繁栄や航海安全、豊漁を祈願した。例年は橋から飛び込んで乗船する「流れ船」など七番勝負で競われるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、縮小して開催した。

 中本進区長は「毎年4千~5千人の見物客が訪れる。来年は七番勝負もできるといい。ぜひ多くの人に見に来てほしい」と期待を込めた。(南部報道部・我喜屋あかね)