市民グループ「沖縄カウンターズ」がヘイトスピーチの害を伝える企画展示を5日(日)、那覇市内で開く。2月に限定公開したネット上のヘイトスピーチ展示を初めて一般に公開するほか、一人一人ができることを考えるパネルを手作りした。

展示パネル作成のため、「沖縄カウンターズ」のメンバー同士で参加の動機を聞き取った=5月、那覇市役所前

 玉城デニー知事や県議、国会議員らにも招待状を出した。メンバーの女性は「ドロドロとしたヘイトスピーチの現実を見つめ、実効性ある県条例の制定につなげてほしい。差別をなくす仲間も増やしたい」と開催の狙いを語る。

 沖縄市で高校生が失明した事件の後、主にネット上にはびこったヘイトスピーチ200点近くを印刷し、可視化する。スペースを区切って、見たくない人の目には入らないようにする。

 ヘイトスピーチの定義や沖縄に対する差別、求める条例の姿など13のテーマでパネルを作成。メンバーが何度もオンライン会議を重ね、文言を固めていった。

 会場は那覇市久茂地の「ブックカフェ&ホールゆかるひ」。展示は午後1~3時で、午後3時半からはノンフィクションライターの安田浩一さんを講師に招いた学習会もある。いずれも入場無料。学習会は定員があり、事前申し込みが必要。問い合わせと申し込みはメール、okinawa.counters@gmail.comまで。

(編集委員・阿部岳