【豊見城】復帰前後に沖縄へ輸入されたウイスキー60本以上が、琉球銀行豊見城支店(渡久地卓支店長)で展示されている。ウイスキーは那覇中央社交飲食業協会の参与を務める、バー経営の伊波興治さんが貸し出している。ウイスキーを通して復帰50年を振り返ろうと同店が企画した。展示は30日まで。

展示されている年代物のウイスキーと、来場を呼びかける渡久地卓琉球銀行豊見城支店長(右)=5月26日、同支店

 展示されているのは、オールドパーやジョニーウォーカーなど多くの人に親しまれた銘柄。復帰前に輸入されたウイスキーのラベルには、関税を納めたことを示す琉球政府のスタンプが押されている。

 一方で、復帰後に輸入されたウイスキーには沖縄県のスタンプが押されている。渡久地支店長は「復帰後の納税先は国であり、スタンプは不要なはず。おそらく復帰前の習慣が残っていたのでは」と推察する。

 店内では、当時を懐かしんで見入る来場者も多く、渡久地支店長は「当時を振り返る貴重な資料だ。ウイスキーを通して時代の流れを感じてほしい」と来場を呼びかけた。

(南部報道部・国吉聡志)

(写図説明)展示されている年代物のウイスキーと、来場を呼びかける渡久地卓琉球銀行豊見城支店長(右)=5月26日、同支店