【東京】沖縄戦を題材にした映画「島守の塔」(五十嵐匠監督)に出演した女優の吉岡里帆さんが4日、都内で報道各社のインタビューに応じた。吉岡さんは「戦争を知らない世代に、戦争についてちゃんと伝えるというところに意義を感じながら演じた」と話した。

報道各社のインタビューに応じる吉岡里帆さん=4日、東京都港区

 映画は沖縄戦当時の官選知事だった島田叡(あきら)さんと県警察部長の荒井退造さんの生きざまを通して、沖縄戦に巻き込まれながら必死に生き抜く県民の姿を描いている。

 吉岡さんは沖縄戦を生き延びた女性、比嘉凛の役を務めた。演じるに当たって沖縄戦の資料を読み、いくつかのガマを見学したという。「ガマの中にはお茶わんが残っていたりして、そこに人がいた形跡があった。恐怖と悲しさを感じることができ、目を背けちゃいけないと思った」と語った。

 映画は7月22日から全国で公開される。県内は8月5日から、桜坂劇場とユナイテッド・シネマPARCO CITY浦添で予定している。