オリオンビール(豊見城市、村野一社長)は4日までに、10月1日店頭販売分からビールやチューハイ類、ビールテイスト飲料商品の店頭想定価格を4~10%ほど引き上げると発表した。対象はオリオン・ザ・ドラフトや75BEER、麦職人、サザンスターなどビール類やWATTAなど缶酎ハイ、ノンアルコールのクリアフリーなど44品目。

(資料写真)豊見城市のオリオンビール本社

 業務用のたるの販売価格も引き上げる。主にスーパーなどで販売する缶商品の値上げは2008年4月以来14年ぶり。業務用のたるの値上げは18年4月以来4年ぶりとなる。

 同社は、原材料や資材の価格、運搬費の高騰を受けコスト削減や生産性向上の努力を続けたとする一方、「企業努力で上昇分を吸収することは困難となった」と説明。やむを得ず価格改定を実施するとした。

 国内ビール大手4社も4日までに、同様の理由から10月からの値上げを発表しており、オリオンビールも大手各社に追随した形となった。(政経部・知念豊)