米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で7日、新たに米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイ1機が駐機しているのが確認された。

那覇軍港に駐機する3機のオスプレイ=7日午後2時すぎ、那覇市(名護大輝撮影)

 県によると6日午後6時半ごろ飛来した。6日午前に着陸した2機と合わせて計3機となった。沖縄防衛局によると、在沖米海兵隊は「船舶に積載し、輸送するための準備」としている。

 3機目の着陸に関する情報は県や那覇市に翌7日午前、防衛局から連絡があった。船舶への積み込み作業は7日午後7時現在、確認されていない。3機はプロペラをたたんで駐機している。

 在沖米海兵隊は「運用の保全に関する」として、輸送する機数や、輸送先、輸送目的などの詳細は明らかにしていない。

玉城知事「断じて容認できぬ」

 米軍那覇港湾施設(那覇軍港)に普天間飛行場所属のMV22オスプレイが飛来したことを受け、玉城デニー知事は7日、「断じて容認できない」とのコメントを出した。

 在沖米海兵隊や沖縄防衛局によると、オスプレイは「船舶に積載し、輸送するための準備として飛来した」としている。那覇軍港では昨年11月以降、輸送や訓練の目的で米軍機の離着陸を伴う運用が続いている。

 知事は、那覇軍港は市街地に位置し、多くの民間機が離着陸する那覇空港に近接しているとし「日本復帰後50年間行われてこなかった運用は、断じて容認できない」と反発。

 昨年11月と今年2月に、航空機の離着陸を一切しないことや、地域住民に与える影響が大きい米軍の運用は政府が迅速かつ正確な把握に努め、地元自治体に速やかに情報提供することを求めていたにもかかわらず、事前連絡もなく飛来したのは「県民の思いをないがしろにするもので、甚だ遺憾」とした。

 基地や施設の使用条件を定めた「5・15メモ」の厳格な運用と、航空機の離着陸を一切しないよう日米両政府に求める考えを示した。

(政経部・大城大輔)