ミシュラン料理人の三浦洋介さん(43)が講師の「沖縄こどもおにぎり教室」が4日、南風原町のイオン南風原店で行われた。簡単で安全に作れる料理で食を豊かにしようと、製塩会社の青い海(糸満市)とイオン琉球が主催した。
三浦さんは都内にある、おにぎり浅草宿六の店主。美食の店を紹介する「ミシュランガイド東京2019」で紹介された。三浦さんに特製の塩を提供したことがある青い海が「せっかく知り合ったので何かできないか」とイベントを企画した。
三浦さんは、ふんわりとした食感をつくるため「3回だけ握ろう」と助言し、手本を見せた。参加した4~11歳の32人は熱々のご飯を広げて冷まし、見よう見まねで挑戦。しっかり三角形のおにぎりを作った子も、ぼろぼろとご飯粒が崩れる子もいた。
南城市立大里南小2年の安慶名紗梨奈さんは「三浦さんが作ったおにぎりはふわふわでおいしかった。お母さんが作るのとは違うけど、どっちもおいしい」と話していた。
(南部報道部・又吉健次)