連日の大雨の影響で沖縄県名護市仲尾区の仲尾トンネルの上から道路に木や石が転がり落ち、3日から通行止めになった。同区の玉城清市区長は「梅雨が明けてもしばらく通行止めになるだろう」と話す。

トンネルの上から落ちたと話す宮里達也仲尾区書記(左)と転がり落ちた赤土混じりの石を指さす玉城清市同区長=9日、名護市仲尾のトンネル

 仲尾トンネルは同地域の農業を発展させようと1919年に造られた県内初の手掘りトンネル。全長約30メートル、高さと幅は約6メートル。

 2019年8月には開通100周年の式典が行われた。玉城区長は「トンネル内も壁から水漏れする場所が数カ所あるので早めの修復が必要だ」と強調する。

 トンネル開通100周年記念Tシャツを着た同区書記の宮里達也さん(57)は「私が5歳の頃、トンネルを抜けると山と田んぼだった。暗くて怖かった思い出があるが、トンネルの向こう側から羽地内海が見えてきれい。早く通行できるように願いたい」と不安そうに話した。(玉城学通信員)