[胃心地いいね](681)古民家食堂 てぃーらぶい うるま市勝連浜56

「てぃーらぶいの沖縄そば膳」(1320円)。揚げたてのじーまみー豆腐の天ぷら(右奥)は、一つはそのまま、二つ目はそばだしに浸して食べるのがお勧めだという

古民家の間取りをそのままに「ガラス戸で明るく開放的な店内の雰囲気も楽しんでほしい」と話す中山直樹代表(右から2人目)=10日、うるま市勝連の浜比嘉島

古民家食堂てぃーらぶい

「てぃーらぶいの沖縄そば膳」(1320円)。揚げたてのじーまみー豆腐の天ぷら(右奥)は、一つはそのまま、二つ目はそばだしに浸して食べるのがお勧めだという 古民家の間取りをそのままに「ガラス戸で明るく開放的な店内の雰囲気も楽しんでほしい」と話す中山直樹代表(右から2人目)=10日、うるま市勝連の浜比嘉島 古民家食堂てぃーらぶい

 昔ながらの沖縄の民家が並ぶうるま市浜比嘉島の浜集落。車1台がようやく通れるほどの細い路地を進むと「古民家食堂てぃーらぶい」がある。ゆったりとした島の雰囲気を感じながら家庭的な沖縄の料理が楽しめるとあって、県外の観光客はもちろん、県内各地の常連客も足を運ぶ。

 代表の中山直樹さん(56)が2011年7月にオープンし、今年で開店11年。前職の営業で島の集落を回った際、昔ながらの民家や生活が残り、タイムスリップしたかのような雰囲気に魅了されたのがきっかけだった。

 時間をかけて準備を進め、島に通って空き家を探した。見つけた古民家は今年で築93年。最初は庭が荒れ果て床も腐っているような状態だったが、元大工の親戚や友人ら4人と協力し約5カ月かけて改修。奇麗な状態によみがえらせた。

 6~11月は沖縄そば、12~5月は汁物が中心。今のメインメニューは沖縄そばにじーまみー豆腐の天ぷらと大根のモズクのさっぱりあえ、紅芋のナーントゥが付いた「てぃーらぶいの沖縄そば膳」(1320円)単品でも注文できるそば(880円)は、強めのかつおだしが特徴。「中身そば」「ソーキそば」の2種類があり、ソーキは塩味としょうゆ味の2種類から選べる。

 ソーキそばには野菜炒めと卵焼きもトッピング。ふっくらとした焼きたての卵焼きは時間がたつにつれてだしを吸い込み、これまたおいしい。

 モットーは「丁寧な料理」。メイン料理はもちろん、付け合わせの小鉢にもしっかり手間をかけ、作りたての一番おいしい状態で提供するよう心がけている。

 中山さんは「遠方から来てくれる人も多い。ゆっくりと過ごして島の雰囲気やお店の空間も一緒に楽しんでほしい」と笑顔で話した。(中部報道部・仲村時宇ラ)

 【お店データ】営業時間は午前11時~午後4時。定休日は火曜日と第2水曜日だが、島の行事などで営業を休む日もある。電話098(977)7688