沖縄県本部町の沖縄美ら海水族館で16日、1歳を迎えた雄のマナティーへの「誕生日ケーキ」のプレゼントがあった。大好物のカボチャと野菜でできていて、母親に寄り添いながらおいしそうに頬張った。

母親の「マヤ」(奥)と一緒にケーキを食べる「キュウ」=16日、本部町・沖縄美ら海水族館

 愛称は公募で「キュウ」に決まった。同館ホームページや本部町内の小学校で募集し、4月23日~5月15日に3301件の応募があった。

 キュウは父親の「琉」と同様に「琉球」に由来する。球体のように世界を幸せで丸くつなぎ、愛される存在になってほしいとの願いが込められている。

 東京から訪れた荒川里留(さとる)さん(55)、幸江さん(55)夫妻は「特別な誕生日を祝えて良かった。本当にかわいくて、名前もぴったりだ」とほほ笑んだ。

 キュウは2021年6月16日に生まれ、現時点で体長190センチ、体重123キロ。普段から母親にべったりで、やんちゃな一面もあるという。

 飼育を担当する深田晋悟さん(43)は「これからもすくすくと大きくなってほしい」と話した。(北部報道部・玉城日向子)