9月の知事選とセットと位置付けられる10月23日投開票の那覇市長選で、市政与野党の候補者選考が共に難航している。双方が有力視するのは副市長の知念覚氏(58)だが、知念氏が最近、周囲に「翁長雄志前知事の遺志を継ぎたい。辺野古新基地には反対する」と語り出したことで変化が生じている。与党「オール沖縄」勢力が本格的に知念氏擁立を視野に入れる一方、野党の自民会派は別の候補者の検討も始めている。(社会部・城間陽介、政経部・又吉俊充、山城響)

 現職の城間幹子氏が5月2日に引退会見して以降、後継として注目されてきた知念氏だが、これまで新基地建設への態度を見せてこなかった。新基地問題について「ことさら政治姿勢を問わない」とした城間氏の発言も、知念氏支援の布石と目されていた。

 ところが市議会与党ニライ会派が14日、本人に意思確認すると...