米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが不時着する直前の18日午後2時45分ごろ、現場となった沖縄県国頭村宜名真の牧草地では、同地を管理する60代男性=名護市=がヤギの餌を刈ろうとしていた。

国頭村宜名真の牧草地に着陸した米海兵隊機のCH53大型輸送ヘリコプター=18日午後3時43分(国頭村提供)

 現場は国道58号に近い農道脇。男性は機首を北東に向けたヘリが徐々に降下する様子を確認した。見上げると、機体から数人の米兵が身を乗り出し、パイロットに周囲の状況を伝えていたという。

 ゆっくりと着陸したヘリから米兵5、6人が出てきて、男性にスマホを差し出し「不時着しています」「エンジンの調子が悪い」などの日本語表記を見せた。その後は機内で機器の調整をしていた様子で、しばらくすると飛び立った。男性は、かすかにガソリンの匂いが残る現場で「牧草地はタイヤ痕で少しへこんだぐらい。何事もなくてよかった」と胸をなで下ろした。(北部報道部・金城健太)