大弦小弦

[大弦小弦]講座やゼミと聞くと、なんとなく堅苦しい…

2017年5月17日 08:25

 講座やゼミと聞くと、なんとなく堅苦しいイメージがあるが、これは気軽さがいい。沖縄市の商店街の店主や地域の人が“講師”となって、専門的な知識や情報を提供する「コザまちゼミ」

▼商店街のファンづくりを目的に一昨年から始まった手作りの講座。講師自身の魅力を知ることで、その店舗にも愛着が湧く。コミュニケーションを通して地域を好きになってもらう試みだ

▼認知症講座の1こまをのぞいてみた。沖縄市でまちづくり活動やコミュニティラジオのパーソナリティーを務める福嶺初江さん(82)は子育て中の若いころ、60代で認知症を発症した母親を約10年間介護した体験を振り返った

▼認知症という言葉自体もない時代。徘徊など大変な苦労話だが、福嶺さんは身ぶり手ぶりで母親とのやりとりの様子やエピソードなどをユーモアを交えて話す。それが聞きやすく、親近感も生まれる

▼受講者自身も認知症を患う母親の状況を打ち明ける。思いを共有できるからこそ、悩みや感想が率直に言える。介護家族の支援もする福嶺さんは、認知症患者に優しく接することや介護側のリフレッシュ、地域で見守る大切さを説く

▼興味や関心事を通して生まれる会話は温かい。料理や服飾、健康などテーマは幅広いまちゼミ。対話から学べる良さをあらためて実感できる場でもある。(赤嶺由紀子)

認知症の私は「記憶より記録」
大城勝史
沖縄タイムス社
売り上げランキング: 158,134
連載・コラム
記事を検索
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
注目コンテンツ
復帰のエピソードお寄せください
復帰のエピソードお寄せください
日本復帰にまつわる体験や、半世紀を振り返っての思いなどをお寄せください。
SDGs企画「未来へ#いのちを歌おう」
SDGs企画「未来へ#いのちを歌おう」
Kiroro玉城千春さんが沖縄県内の小・中学校を訪ねて、夢、命の尊さを届けます。
不器用トーク・アーカイブ
不器用トーク・アーカイブ
不器用トークのアーカイブページです。毎月1回、まさに今、現場で取材している記者たちが、それぞれのテーマについて熱く語ります。
楽でお得でポイント高し!
楽でお得でポイント高し!
「オール電化」はセイカツをどうカエルのか?護得久栄昇先生がオール電化生活の安心・お得な魅力を探った。
”コトバチカラ”特設サイト
”コトバチカラ”特設サイト
人々を勇気づけるアスリートのコトバを発信している特設サイト
命ぐすい 耳ぐすい
命ぐすい 耳ぐすい
沖縄県医師会の各分野の医師による医療・健康に関するコラム
胃心地いいね
胃心地いいね
沖縄タイムスの各市町村担当の記者が、地域で話題のお店や人気グルメを食べ歩きます。
アクロス沖縄
アクロス沖縄
東京発 各分野で活躍する情熱県人らを紹介
ワールド通信員ネット
ワールド通信員ネット
世界各国の沖縄県系人の話題を中心に、海外通信員が各地のニュースをお届けします
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
おばあタイムスでおなじみのマンガ家・大城さとしさんが長編マンガで沖縄の企業を紹介するシリーズ企画です。