第26回参院選が22日午前に公示され、事実上の一騎打ちの構図となる沖縄選挙区(改選数1)では、「オール沖縄」勢力が推す現職の伊波洋一氏(70)=無所属=と、自民党公認で新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=がそれぞれ第一声を上げた。

出発式で支持を訴える伊波洋一氏(右)と古謝玄太氏

 古謝氏は午前8時半から那覇市内で出発式を開いた。第一声で「沖縄にとって重要な復帰50周年の節目の年に、経験を沖縄の未来のために使いたい」と強調。元総務官僚や民間企業などで培った経験をPRした。

 伊波氏は午前10時半、国頭村の辺戸岬にある「祖国復帰闘争碑」の前で第一声。「先人たちが示した基地のない平和な沖縄を今こそ実現する再スタートにしよう」とあいさつ。辺野古新基地反対を改めて強調した。 

【候補者プロフィール】

 伊波 洋一氏(いは・よういち)1952年1月4日生まれ、宜野湾市出身。琉球大卒。宜野湾市職員、同市職労委員長、中部地区労事務局長を経て、96年から県議2期。2003年から宜野湾市長2期。10年に知事選出馬で退任。16年7月の参院選で初当選した。

 古謝 玄太氏(こじゃ・げんた)1983年10月23日生まれ、那覇市出身。東大卒。2008年総務省入省。16年4月から長崎県財政課長などを歴任し、20年3月に総務省秘書課課長補佐を退職後、22年3月までNTTデータ経営研究所マネージャー(東京都)。