2024年のパリ五輪で初採用されるブレイキン(ブレイクダンス)の世界最大規模の国際大会「Battle Of The Year」決勝が12月3日、沖縄県沖縄市の沖縄アリーナで行われる。6月24日、主催する一般社団法人アーバンスポーツ&カルチャーコミュニティー(東京都、鈴木晶雅代表理事)が沖縄市役所で記者会見を開いて発表した。アジアでの開催は初めて。

世界大会「Battle Of The Year」で踊る日本代表チーム「THE FLOORRIORZ」=2015年10月24日、ドイツ・ブラウンシュワイク(アドヒップ提供)

 ブレイキンは音楽に合わせて踊り、全身を使ったアクロバティックな回転技や素早い足さばきが特徴。

 同大会は1990年にドイツでスタートし、今年で31回目。予選を勝ち抜いた約15の国と地域から15~20チームが出場し世界の頂点を目指して競い合う。日本予選は11月。

 鈴木代表理事は県内での琉球舞踊の発展に触れながら「沖縄は新たな文化に対する親和性があり、ブレイキンとも親和性がある」と開催理由を説明。沖縄がアジアの拠点として最適で、活躍中の多くのダンサーを輩出していることも理由に挙げた。大型ビジョンなどの最新設備や控室の充実など、観客や出場者に最適な環境が備わっているとして沖縄アリーナを選んだ。

 会見に同席したアーバンスポーツ&カルチャーコミュニティー理事でブレイクダンサーの野中泰輔(ダンサーネーム・TAISUKE)さんは「この大会はブレイクダンサーにとって大事な大会。次世代の子どもたちに見てほしい」と呼びかけた。

 桑江朝千夫沖縄市長は「市を挙げて地域一体となり盛り上げていきたい」と歓迎した。現時点では5千人ほどの観客を見込んでいる。(中部報道部・屋宜菜々子)