滋賀県東近江市は27日、米国の発明王エジソンが、簡易印刷機の謄写版(ガリ版)の普及に尽力した滋賀県出身の堀井新治郎父子に宛てた礼状や、堀井家がエジソン家へ送った電報の控えなど、1920~30年代にやりとりされた書簡など計8通が見つかったと発表した。

 誕生祝いに対するエジソンの礼状

 市によると、堀井新治郎(1856~1932年)は、米国のシカゴ万博視察時に見たエジソンの印刷機から着想を得て、息子の耕造(1875~1962年)と共に、19世紀終盤の明治時代中期にガリ版を考案。印刷事業を展開した。20世紀初めに建てられた堀井の家が市内にあり、ガリ版伝承館として改装されている。(共同通信)