沖縄県石垣島特産のパイナップルとマンゴーを全国に届ける「ゆうパック出荷式」が21日、石垣市の八重山郵便局で行われた。旬を迎えた両果物について、中山義隆市長や生産者らが「石垣島の夏の味覚。おいしく食べて」とアピール。宅配便「ゆうパック」サービスを担う航空関係者らと一緒に石垣空港行きの車両に1個ずつ手から手へリレー形式で積み込み、温かい拍手で出荷を見送った。

パイン・マンゴーのゆうパックを1個ずつ手から手にリレー形式で出荷車両に積み込む関係者=21日、石垣市大川

 主催者の島仲貞克局長は「生産者が丹精込めて育てた果物。夏の贈り物として安心して預けていただき、全国の多くの人に喜んでもらえるよう届ける」とあいさつ。中山市長は「コロナ禍で石垣旅行を控えている全国の方々へ、島の旬の味わいと香りを届けてほしい」と期待した。

 生産者代表の上間昇さん(85)は「石垣のおいしい果物。ぜひ友人・知人へ贈ってほしい」と呼びかけた。肝心の生育状況については「長雨の影響が懸念されたが梅雨も明けたので、両方とも心配ないだろう」と話した。

 同郵便局によると、8月上旬のシーズンまでに平年並みの計5万ケースの出荷を計画している。(八重山支局・粟国祥輔)