沖縄食糧(浦添市、中村徹社長)は、精米で生じる米ぬかなどを主原料にしたオリジナルスキンケア商品「mycucuru(米くくる)」を開発し、販売を始めた。同社によると、米の製造・卸販売会社によるスキンケア商品の開発・販売は全国初。「食べる」以外の米の魅力を発信しようと、女性社員5人がチームを結成して発案。1年かけて商品コンセプトや成分、パッケージデザインなどを試行錯誤しながら仕上げた。(政経部・石川亮太)

オリジナルスキンケア商品「mycucuru」をPRする沖縄食糧の中村徹社長(中央)と田幸亜樹子氏(右)、川平いずみ氏=27日、沖縄タイムス社

沖縄食糧が開発・販売するスキンケア商品「mycucuru(米くくる)」

オリジナルスキンケア商品「mycucuru」をPRする沖縄食糧の中村徹社長(中央)と田幸亜樹子氏(右)、川平いずみ氏=27日、沖縄タイムス社 沖縄食糧が開発・販売するスキンケア商品「mycucuru(米くくる)」

 原料は県産にこだわった。同社で精米する石垣島産ひとめぼれの米ぬかエキスと、西表島産の黒米の発酵液、久米島の海洋深層水を主原料にしている。

 米ぬかエキスはビタミンが豊富で、紫外線ケアや保湿力に優れている。黒米発酵液には抗酸化作用で知られるポリフェノールが含まれ、海洋深層水はミネラルバランスが優れているという。日焼けした肌の炎症や乾燥をケアするのに適したシークヮーサーやオキナワモズク、アロエベラ、ハイビスカスなどの県産素材も活用した。

 化粧品メーカーのポイントピュール(久米島町)に製造を委託。配合などの専門的な助言を受けながら開発した。ネーミングは、米に携わる人たちへの思いと沖縄の心(くくる)を表現。「お米の力で自分らしく前向きに」とのメッセージを込め、「米(まい)」と「私(my)」と掛け合わせた。

 さっぱりタイプとしっとりタイプの泡洗顔150ミリリットルは各2180円。美容ミスト(化粧水)100ミリリットルは1980円。泡洗顔(さっぱり)50ミリリットルと美容ミスト30ミリリットルが入ったスペシャルボックスは2420円。

 中村社長らが27日、沖縄タイムス社を訪れ「多くの人に使ってもらい良さを感じてほしい。米の生産者の励みにもなる」と話した。

 開発メンバーの営業課の川平いずみ氏と総務課の田幸亜樹子氏は「沖縄で育った希少なお米を余すところなく届けたいと思った。地元の天然素材をふんだんに使ったスキンケア商品で癒やしのひとときを感じてほしい」とPR。乳液や日焼け止めの開発も構想しているという。問い合わせは同社、電話098(877)2323。

(写図説明)(上)沖縄食糧が開発・販売するオリジナルスキンケア商品「mycucuru(米くくる)」

(写図説明)(右)「mycucuru」をPRする沖縄食糧の中村徹社長(中央)と田幸亜樹子氏(右)、川平いずみ氏=27日、沖縄タイムス社