沖縄県の玉城デニー知事の公約達成状況を巡り、27日の県議会一般質問が空転する場面があった。知事の達成率の低さを浮き彫りにしたい自民に対し、県側は「公約は達成率という成果指標的な考え方はなじまない」とかわし、たびたび紛糾。9月の知事選を見据え、激しい攻防が続いた。

沖縄県の玉城デニー知事

 「291公約中、達成は8件。達成率は?」。島袋大氏に対し、儀間秀樹企画部長は電卓を差し出す職員を制し「完了後も事業は継続する。達成率として示すのはなじまない」と答弁した。

 休憩を挟んでも達成率を答えず、しびれを切らした島袋氏が「2・7%だ」と自ら計算して提示。「過去最低の知事だ」とまくし立てた。「残りの任期も懸命に取り組む」とする知事。石原朝子氏は「なぜ達成率を出せないのか。いったん持ち帰り、次は委員会で聞く」。鼻息荒く追及する姿勢を示した。