東京地検は30日、詐欺未遂の罪で起訴された後、治療のために入院していた東京都豊島区の病院から逃走した住所不定、無職の磯野貴博被告(41)が福岡県内の交番に出頭し、30日午前10時35分ごろに身柄を確保したと発表した。29日午前11時半ごろ、病院からいなくなっていた。

 被告は、東京都新宿区で車と接触した際、腕時計が壊れたように装い、車の運転手から現金をだまし取ろうとしたとして3月に起訴された。

 東京地裁は5月下旬、東京都中野区の病院にいる条件で勾留執行停止を決定。地裁は条件を6月29日午前10時から豊島区の病院に変更し、被告は転院先から逃げていた。(共同通信)