【東京】沖縄戦を題材にした映画「島守の塔」の完成披露試写会が30日、東京都内のニッショーホールで開かれた。上映前に、五十嵐匠監督や主演を務めた萩原聖人さん、村上淳さんらが舞台あいさつ。五十嵐監督は「コロナでの中断を経て、ようやく完成した。多くの方に見てほしい」と語った。

舞台あいさつをする(左から)五十嵐匠監督、吉岡里帆さん、萩原聖人さん、村上淳さん、香川京子さん=30日、東京都港区・ニッショーホール

 映画は、沖縄戦当時の官選知事だった島田叡(あきら)さんと県警察部長の荒井退造さんの生きざまを通して、沖縄戦に巻き込まれていく県民の姿を描く。

 島田さん役の萩原さんは「今を生きている人たちに見てほしいという作品に仕上がった」。荒井さん役の村上さんは「監督の熱量でできた映画。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

 映画は7月22日から全国で公開される。県内は8月5日から、桜坂劇場とユナイテッド・シネマPARCO CITY浦添で予定している。