ハンドボールの日本リーグ(JHL)女子で、加入2季目のザ・テラスホテルズ「ラ・ティーダ」は2日、鹿児島県の霧島市国分体育館で昨季2位のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングとの開幕戦に臨む。加入初年の昨季は1勝17敗で、リーグ10チーム中最下位だった。今季は課題の攻撃力のアップで、勝ち星のさらなる上積みを図るほか、ホーム戦での初勝利にも闘志を燃やす。(内間健)

開幕戦に向けて調整するザ・テラスホテルズの選手たち=名護21世紀の森体育館(名護大輝撮影)

選手に指示を出す東長濱秀作監督

ザ・テラスホテルズ選手名簿

開幕戦に向けて調整するザ・テラスホテルズの選手たち=名護21世紀の森体育館(名護大輝撮影) 選手に指示を出す東長濱秀作監督 ザ・テラスホテルズ選手名簿

 最高峰の舞台に初めて挑んだ昨季は、9月の開幕から10連敗と苦しんだ末に、今年1月の飛騨高山戦に24-19で待望の初勝利を挙げた。指揮を執る東長濱秀作監督は「経験を積む中で、選手たちはものすごく成長した」とチーム力の向上を実感している。

 昨季、53得点とチームトップで攻撃の中心だったCB坂本朱里=大阪府出身、関西福祉科学大出=は第13戦からけがで戦線離脱したが、現在は戦列に復帰。チームは6月21日から福井県であった第10回全日本社会人選手権大会の予選2回戦で北國銀行には敗れたものの、5~6位順位決定トーナメントでは大阪ラヴィッツなどの二つのリーグチームを撃破して、出場9チーム中5位と健闘した。

 さらに昨季、坂本の穴を埋めたLB上地涼奈=那覇西高出、CB樋口怜於奈=愛媛県出身、今治東中等教育学校出=が着実に力を付けてきたのも好材料だ。上地は4年ぶりにリーグに復帰して35得点。52点を挙げた1年目の樋口はU20日本代表にも選ばれて世界の舞台でも活躍した。東長濱監督は「この2人がどう得点数を伸ばすがが重要」と期待をかける。

 全日本社会人選手権から帰沖後の練習では、前線に素早く球を出す速攻のパターンの確認を繰り返していた。

 再起を懸ける坂本は「今年はゴールを決めるとともに、調子が良くないときはパスで周りを生かしたい」とフォアザチームの姿勢を強調する。フローターの上地は「ホーム戦で私自身も試合に出て、勝ちたい」と闘志を見せる。

 主将のPV中山朋華=岡山県出身、立命館大出=は「試合の流れが悪くなった時の立て直しがまだできていない」と課題を挙げながら「昨季を上回る勝利数を」と意欲を見せた。

 同リーグ女子は今季新たに香川銀行が加わり、計11チームで来年3月まで行われる。