沖縄県石垣市登野城の健康福祉センターの中庭に巨大な熱帯果実「パラミツ」が多数実り「でっかいのが、こんなにも」と来場者を驚かせている。

収穫期を迎えた「パラミツ」の果実=6月23日、石垣市登野城

 樹木は幹直径30センチ、高さ7メートルほど。地上数十センチ~2・5メートルほどにある幹に直径20センチ前後、長さ40~45センチほどの長円形の果実19個がぶら下がっている。

 果面は突起に覆われ、緑や黄緑色で熟すと褐色になる。植えられた時期は不明だが、初めての結実は5年前の秋の2個という。

 それ以降は主に初夏と秋に実り、数も増えた。同センターの小池淳係長は「1回に20個前後の実を結ぶ。センター職員ではほとんど消費しないので、希望者には差し上げるので申し出て」と話す。

 パラミツはクワ科の常緑樹。南インド原産で英名は「ジャックフルーツ」。果実はイチジクのように多数の小果の集まり。熟すとパイナップルのような芳香を放つ。生食や料理、ドライフルーツ、シロップなどに利用される。

(太田茂通信員)